先生

心と身体の調和が大切

早めの対応が必要です

病院

漠然とした体調不良を感じる人は大勢います。現代社会は高度に発達した情報化社会であり、何かとストレスが溜まり易い環境で生活しています。誰もが似た様な感覚を抱きながら日々を過しています。メディアを通じて得られる大量の情報は生活を便利で快適にしてくれますが、同時に共感できない事や理解できない事も情報として入り込んでくる為に気が付かない内に心が疲れてしまいます。特にここ数年の社会の急激な価値基準の変化は凄まじく、心と体のバランスを崩してしまう人も少なくないです。その様な症状にならない為にはストレスと上手に付き合う方法を身につける必要があります。多くの趣味を持ち、人とのコミュ二ケーションを通じてストレスを感じない方法を体得してしまえば、楽に生活する事ができる様になります。しかし心の一定の許容能力を超えてしまうと体に変化が出てきます。胃潰瘍や不整脈、高血圧等の直接関係がなさそうな症状でもストレスが原因で起きている事があります。これ等は心身症と呼ばれ、日常生活や仕事に大きな影響を与える事があります。心身症はうつ病等の精神疾患とは別の分類がなされます。治療は精神科ではなく、心療内科での治療になります。早い対応ができれば症状の改善も早くなります。最近は心身症やうつ病等の治療を受ける事への偏見も減り、気軽に医療施設を訪れる人も増えています。今後もこの様な傾向は続くと予想されます。

生活習慣の改善も必要です

心身症の治療には向精神薬等の薬物療法やカウンセリング等による心理療法が行われます。心療内科での治療が最適ですが、自分の初期症状を詳しく分類できる事は不可能です。体調の変化を自覚したら、早めにかかり付けの内科医へ相談するのがよいです。症状に応じて心療内科や精神科等を紹介して貰えます。人によってはうつ病等の精神疾患が隠れている事もあるので、注意が必要です。心身症はカウンセリングによる治療で大きな効果を得る事があります。ストレスが大きな原因である為にストレスを受け流す方法や考え方をカウンセリングを受ける事で学ぶ事ができます。具体的には自律神経を上手にコントロールする為の筋弛緩法や無意識での身体制御方法を得る為のバイオフィードバック等があります。そしてこれ等の心療内科での治療に加え、自発的な生活習慣の改善も大きな効果があります。深夜までのテレビ鑑賞やPC操作を控えたり、暴飲暴食を止める事でも自律神経の乱れを抑制する事ができます。この様に規則正しく生活ができる様に習慣を見直す事で、よりストレスの少ない生活環境を維持する事が可能になります。その様な努力を積極的に行う事で、心身症の改善も更に早める事が期待できます。