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病は気から

ストレスの多い現代社会

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心身症という言葉を聞いたことはありますか。よく心の病という誤解をされる人がいますが、心身症とは精神的なストレスが原因となって、身体に何らかの疾患症状が現れることを指します。症状は呼吸器系、循環器系、消化器系など、ありとあらゆる領域に渡っており、文字通り身体全体に出没する、と言っても過言ではありません。まさに、「病は気から」を地でいっている病気なのです。心身症を専門に扱っているのは主に心療内科になりますが、その広範囲に渡る身体症状に対応しながら、原因の元となっている精神的ストレスを治療して行かなければなりません。そして、時間に追われ、プレッシャーのかかる生活を強いられている現代、心身症の患者は増える傾向にあり、またその年齢層も広がりを見せています。これからはますます患者数だけではなく、その背景も広がりを見せていくのではないかと考えられます。実はストレスが低年齢化する今、子供にも心身症患者は増えてきているのです。また、従来はストレスを我慢する真面目タイプの人が発症しやすいと言われていましたが、自己中心的なタイプの患者が増えるなど、その背景が多様化して来ています。これからは、同じ心身症と言っても様々な背景を持った患者が増えていくのではないでしょうか。今後はこうした広がりに対応できるよう、治療体制も柔軟性を持ったものになっていくことでしょう。いずれにしろ、心と身体、共に健康でありたいものです。

精神疾患との違いは

精神的なストレスが原因で発症する心身症ですが、それでは精神疾患との違いはどこにあるのでしょうか。例えば、うつ病も精神的ストレスが原因で発病する疾患の1つですが、うつ病と心身症は何が異なるのでしょうか。精神的疾患と心身症との違いとなると、難しい面があります。ハッキリとボーダーラインを引ききれないところがあるのです。ただ、大きなポイントは同じ精神的ストレスが原因としても、身体症状が前面に出ているのか、それとも精神症状か、という点になります。心身症は、あくまでも身体症状が主役なのです。例えば胃潰瘍になってしまったが、胃潰瘍の治療をしても、治りがはかばかしくない、精神的なものが主な原因だった、というような場合です。心身症を専門としている心療内科にかかるべきか、それとも精神科を受診すべきか、と迷った場合などは、この身体症状が前面に出ているかどうか、という点をチェックしてください。また、心療内科は次の症状に関しては領域外としています。一つは、妄想や幻覚がある、あと一つは自傷・他害の恐れがあるというものです。こうしたケースは精神科を受診することをおすすめします。心と身体は切っても切れない関係にあります。治りにくい病気があったら、心療内科を受診してみませんか。心から治る病気もあるのです。

心と身体の調和が大切

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情報化社会で生活していると誰もがストレスを多く感じる事があります。上手くストレスをかわせない人は心身症となる事があります。治療は心療内科での薬物療法とカウンセリングが効果的です。

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ストレスが原因の心の病気

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心身症とは溜め込んだ精神的ストレスが原因となり発症する心の病気です。疲労感や食欲低下、頭痛、目眩などが主な症状で、胃潰瘍などの疾患を発症させることもあります。心身症の治療は症状、疾患の治療を主としています。

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